RUNARX RUNNING COMPANY / ルナークス・ランニング・カンパニー - 埼玉県川口市のランニング・スペシャリティショップ

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シューズ考 

本来ランニングショップはお客様のランニングスタイルを伺って、その方に最適であろう数種のシューズを提案するものと思っていますが、皆さんはどう思いますか?
ランニングショップとしては、ランニングは体への負担がかかるスポーツなので、シューズの選択次第で走りづらかったり、脚を痛めたりすることもあることから、いい加減なものを勧めるのは言語道断です。(説明もいまいちで合点がいかないなら再考した方がいいいかと。それでも成り立ってしまう日本のランニング事情や流通形態。この話しはまた別の機会で。)
そのため、よりよい1足に出会うためには買い手の固定観念だけでもダメだし、売り手の押し付けもダメですから、双方のコミュニケーションが大切です。

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そこでランニングシューズを選ぶ際にこんな風にしたら良いかもよ、という話しをまとめてみました。

✔ 「今、履いているシューズを持参しましょう」
今履いているシューズをたたき台として、良かったところや気に入らなかったところ、ソールの減り方の癖やアッパーのヘタリ具合、どのような走り方をするかなどを店の人と話すことでことで絞り込みやすくなります。
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✔ 「足(踵~指先まで)の実測長を知りましょう」
シューズ選びはここからスタートします。ショップもしくはご自身で測ってみましょう。特に女性は小さいサイズを履いている傾向が見受けられ、そもそも街を歩くパンプスやスニーカーとランニングでは靴も動作も違いますので、街履きとランニングシューズのサイズは別物と認識してください。また足幅が広いのか細いのか、甲が高いのか低いのかなども店の人に伝えるとさらに絞り込みができます。
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✔ 「A社は合わない、疲れる」「B社は細い(もしくは広い)」などブランドのイメージは一旦置いておきましょう。
そのブランドが合わなかったのはたまたまだったり、履いた時の体調のせいだったりしますし(合わないのは自分でなくシューズのせいにしがち)、細かったのはその時のモデルの木型のせいだったりしますので、今は一旦それは無視しシューズとフラットに対峙しましょう。

✔ 履く前にインソールを取り出して、その上に足を乗せて立ってみましょう。
踵側を合わせて指先のスペース(捨て寸)がどれくらい空いているかを目で確認しましょう。また横幅や小指がインソールからはみ出し過ぎていないかも確認してみてください。
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✔ フィッティングする時は、踵をフィットさせてシューレースを緩みなくしばりましょう。
ランニングシューズは「足に装着してランニングをサポートする道具」です。正しく履かなければわかりません。
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✔ 試し履きをしたら、歩きだす前に足で感じてる状態を言葉に起こしてみましょう。
指先が当たるor余裕がある、横幅がきついor広い、甲がきつい、踵が浮くなど。これは結構大事で、後になるとわからなくなってくるので履いた時のファーストインプレッションを言語化しておくと後で役立ちます。
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✔ 履いて歩いてみた時に足とシューズに一体感があるか確認しましょう。
足とシューズにフィット感一体感がなければ、走りづらいだけでなく、シューズ性能を引き出せないケースがあります。尚、新品のシューズは馴染んでないぶん、硬さや横幅のきつさが気になることがありますが、それは数回の使用で馴染んで違和感が無くなることがあります。

✔ 可能なら片脚ケンケンや腿上げをしてみましょう。
これは僕が展示会で必ず行ってますが、そこそこ視線を集めますので気にしないならオススメです(笑)。狭い店内でシューズの良し悪しを決めるのはむずかしく、このようなランニングに近い衝撃や動作をしてシューズにインパクトを加えることで、そのクッション性や反撥性などが走って感じることがイメージできます。

参考になれば幸いです。

スペシャルサンクス レジェンド月岡さん(川口在住の超スーパーランナー86歳)
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