火曜夜に開催してますTUESDAY NIGHT RUN(以下TNR)は、いつものグループランより少し速めのペースで少し練習っぽいグループランとして2019年4月から始めて(下写真が第一回と最近)、今では20名前後になるほど盛り上がってきました。
今年の春からTNRに参加しているMさんは、当初は途中で離れてしまうことがありましたが徐々について来れるようになり、先日は先頭を走るくらいに成長しているのを見ると、継続は力なりを体現されていてリスペクト他なりません。
そんなTNR、キロ5のグループランと言っておきながら、ワタクシ自身が調子に乗って途中からペースが上げたりしたことで、途中ペースアップを良しとする空気を作ってしまい、グループランとしての集団が維持できずバラバラになってしまうことが多々起きていました。
加えて、キロ5以上の速さで走ると、心拍数の上昇と同じように気持ちが高揚したことで、周囲の気配りがおろそかになり歩行者や自動車など横をすり抜けて走ってしまったり、横に広がったりというケースを見かけるようになりました。企画しているワタクシ自身がこうなるであろうということに気づけず(放置して)、それを早い段階で修正してこなかったことを反省しております。(反省のため口内炎ができてしまいましたw)
そこで今一度、初心に戻り今後も継続するための策を考え、参加する皆さんに理解してもらうことにしました。
①グループを維持して巡行する。
②メイングループをキロ5ペースとし、ビルドアップするグループは5~10分遅れてスタートする。
③安全走行が必要な区間はキロ6で通過する(下画像は蕨駅の通過区間)。
④横に広がらない。
⑤ヘッドライトや点滅ライトの携帯を推奨。
どれも常識的なことですが、あらためて確認してもらい、続ける上で問題が起きそうならTNRs有志に相談の上で早めに修正することにしました
さて、これは私たちに限ったことではなく、ロードランニングをする方は似たようなことを経験しているかもしれません。
例えば、歩行者の横を走って通過する、夜間にライトなしで走るなど、気づかないうちに歩行者や自動車に怖い思いや迷惑をかけているかもしれません。
それをある常連のお客様は、「自分は問題なしと思っていて、相手は怖いや不快だと感じるという意味ではセクハラと同じ」と例えていたのが印象的でした。
ランニングでもトレイルランニングの世界では、登山者とのすれ違いは怖い想いをさせないように「歩いて+スマイル」が常識です。(もし走ったまま通過していたら、完全にアウトです)
ロードランナーが一般道路で同じようなことをすることはないですが、それでも歩行者とランナーは移動速度の違いから同じ立ち位置にいないという気持ちは持っていた方が良いと思います。
歩行者とランナーが同じではないという点では、ライトの携帯も同様です。
ランナーの移動速度からしたら歩行者より自転車に近くなります。
その自転車の夜間走行は、前照灯を点灯させなければ道交法違反になりますが、もちろんランナーは違反になりません。
違反になるからシートベルトをし、信号を守り、違反にならないからライトはいらないではなく、ランナーも走る場所やシチュエーションによってはライトを携帯し点灯をすべでしょう。日本も欧米ランナーのようにヘッドライトをつけて走る事が普通になればと願うところです。
コロナ渦でランニング人口は増え、速くためのスキルアップ練習会は多くあります。でも、本来はランニングの注意点、マナー、安全管理のスキルアップが大切かもしれません。
「We live here. We run here.」
私たちが生活しているこの街で走るには、ルール無用、マナーもへったくれもない、私が速くなるためなら他人は関係ない傍若無人ランナーではいただけません。
TNRでもゆくゆくは走らせてもらうルート上をみんなでゴミ拾いしながら走る「プロキング」を企画しようかと思います。
「We live here. We run here.」
私たちが生活しているこの街で走るには、ルール無用、マナーもへったくれもない、私が速くなるためなら他人は関係ない傍若無人ランナーではいただけません。
TNRでもゆくゆくは走らせてもらうルート上をみんなでゴミ拾いしながら走る「プロキング」を企画しようかと思います。