RUNARX RUNNING COMPANY / ルナークス・ランニング・カンパニー - 埼玉県川口市のランニング・スペシャリティショップ

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シューズ考 

HOKA ONE ONE  RINCONを見ていきます。
画像に含まれている可能性があるもの:靴

実測データ/
重さ:メンズ26.0cm198g/23.5cm167g
ソール厚:リア30mm-フォアフット25mm=ドロップ5mm

この数値からもおわかりの通り、リンコンは「ソールが厚いのに、とても軽い」とわかります。
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 「軽さが正義」とは全く思いませんが、リンコンはランニングシューズとしての基本構造を持った上で、体に負担が少ないクッション性と軽量感がありますので、ケチのつけようがありません。

 インソールは2.5ミリ厚で軽く接着されています。このインソールは、カーボンエックスと同じ厚み。インソールは足に衝撃を伝えるので、シューズの印象を左右しかねない大切なパーツです。厚ければフワッとしますし、薄ければカチッとした着地感です。2.5mm厚のインソールのリンコンは、着地感がはっきりさせたスピード対応シューズを狙っていることがわかります。IMG_1225

 海外では、このリンコン派とカーボンエックス派にわかれるようです。それぞれに特徴と魅力があるので優劣はつけられませんが、カーボンエックスは内蔵されているウィッシュボーンシェイプの硬質カーボンのためにソールが反りづらいです履き方に注意がいりますが、リンコンはそういったことがないところが魅力とも言えます。
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 またリンコンは、ホカオネオネの人気シューズ「クリフトン」を薄くした軽量シューズという感覚もあります。ですから、普段クリフトンを履いている方のレース用であったり、クリフトンの柔らかさはタイミングが合わない、クリフトンほどの厚さはいらないと仰る方には、このリンコンがおすすめです。

アッパーは通気性と軽量性を考慮したシングルレイヤー。若干の伸縮性はありますが、幅広を自認する方にはきつく感じる可能性があります。
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リンコンに限らず、ホカのシューズはソールが「バケットシート型」を採用していますので、ソールの縁を立たせています。足幅が広いという方はその縁部分に足が乗ってしまい、痛いと感じることもありますので、試し履きをしてみることをお勧めします。
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 軽量薄底が好きでマラソンでもよく見かけます。好きで信じられるシューズを履くのは大切なことですが、それでも「昔は感じなかった足痛が最近ある」「下からの突き上げがしんどい」と感じるようでしたら、このリンコンを履いてみたはいかがでしょうか?突き上げはなく、軽量好きの方にも受け入れられる範囲内だと思います。

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