台風が近づく大雨の中、今日もたくさんのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございます。

　ご来店される多くの方が、シューズでお悩みであったり、初めてランニングをするという方でした。東京マラソンに当ってしまいました、という方も結構多いですね。

　本日ご来店されたある方は、これがいいと友人に薦められたと軽量レースシューズを指さされました。
　「ソールの薄い軽量シューズ＝軽く走れる」という式は、ある人はアタリでもある人にはハズレの可能性があり、その方のランニング経験からするとまだ履き込むべきシューズはあるのでは？と他モデルもご提案させていただきました。

　軽量レーシングシューズがご用途に見合えば何も問題ありませんが、今一度ご自身のランニング歴や今の体や脚の状態などを前提としたうえで、「軽くインターバル走が走りたいのか？」「軽く４２．１９５ｋｍが走りたいのか？」など、ランニングシューズに何を求めているのかを考えてみてもいいと思います。それによって、自分に見合うシューズが少し絞られてくると思います。
　ランニングシューズは「快適にランニングをするための道具であり、走っても体を壊さない、体を守る道具」です。シューズをミスチョイスして健康を害することは避けたいたいところです。



　それから今日も多かったインソール「フォームソティックス」のお問い合わせ。
ルナークスは小さい店なので、シューズもサプリもアクセサリーも安心してお勧めできるものだけを取り揃えています。だからインソールは、「フォームソティックス」だけです。
　しかし、商売っ気がないと言われてしまいますが「入れなくていいなら必要なし」という立場でご紹介しています。フォームソティックスは理想に近い形状のインソールなので、使って悪い事はありませんが、ある程度の理想的な柔軟性と筋力がある方ならば、言うほどの効果がない場合もあります。

　所詮インソールは「薄いお皿」でしかありません。「膝痛や腰痛が治る」「骨格矯正」というスーパーなインソールであるなら、そのインソールに鼻緒を付けて草鞋として履いたらその効果がでるのかどうか？と想像したら答えは明らかです。結局、インソールを包み込むシューズが大事、もう少し言えばシューズとインソールのマッチングが大事ということです。インソールの薄いお皿をシューズとマッチングさせることで「深いどんぶり」にすることで足の横揺れを抑え、そしてトラブルの発生を抑えてくれます。



台風が去ったら、気持ちよく走れるランニングシューズで走りましょう。
その前に私は早く風邪を治さないと。。

RUNARX RUNNING COMPANY