この連休中、レースなどで体を酷使しながらフィニッシュされた方も多いと思います。頑張った自分を褒めてあげ、フィニッシュできた達成感を堪能されたことでしょう。達成感にひたる間もなくして、「イタタッ」と体のあちらこちらから体を酷使したリアクションが感じられたではないでしょうか。
フィニッシュの充実感を堪能しているところに水を差すつもりはありませんが、フィニッシュ直後から「リカバリー」の時間がもうスタートしていることを頭に置いておいて欲しいところです。
人間には自己回復力を持っていますので、体はいつかは回復します。しかし回復するまでの間、筋肉痛に苦悶したり、全身に倦怠感を感じたり、場合によっては何日も長引いたりすることもあります。できることなら早く疲労という重荷を下して、いつものフレッシュな状態に戻りたいところです。
回復力は10~20歳代でしたら早いですが、それは加齢と共に回復が遅くなるの一般的な定説です。それを例えばエリート選手のように「レース翌日に疲労抜きジョグ」をしたとしても、そもそも回復力に違いがありますので同じようには疲労は抜けてくれないかもしれませんし、その「疲労抜きジョグ」によっては自己回復力を邪魔してしまい「走らなければよかった」と思うこともあるかもしれません。
(余談ですが、私の場合はウェイトトレーニングを筋疲労の回復に役立てています)
「いち早く練習をリスタートさせる」
早くレース前のフレッシュな自分に戻し、良い練習を再開することは目標達成のために重要です。そのためにも自分に合ったリカバリー方法をルーチンワークとして、「レース後は1、2、3、4・・・」と整理し実行することはプラスにはなってもマイナスにはならないはずです。
回復するためには大前提としては休養、バランスのいい食事、水の補給、ストレッチ等が大切ですが、これらサプリメントやグッズを疲労回復力を補助するものとしてオススメしています。
ひとつひとつ奥が深い商品なので、そのオススメしている理由を書き出したいところですが、今回はルーチンワークでいうところの①だけ。
まず、フィニッシュ直後の1番目はタンパク質、①「プロテイン」でしょう。
レース直後の体は「BBQが終わった炭」みたいなもので、目的は終えたけどまだ燃え続けている状態です。
酷使した筋肉の修復(そして増強)のためにはフィニッシュからできるだけ早いタイミングでに良質のたんぱく質を一番最初に口にしてほしいところです。(ウェイトトレーニング界ではその時間をゴールデンタイムって言いますよね)それは筋力を強くするだけではなく、疲労回復にも役立ちます。
スポーツショップやドラッグストアには、ホエイプロテイン100%を主に置いていますが、ホエイは吸収が非常に速くて筋肉の材料になりやすい特徴で、どちらかと言えば増強が得意な性質なので体を大きくするスポーツ向けです。
さほど大きな筋肉はいらないエンデュランススポーツで考えると、ホエイの即効性に加えて、ゆっくり吸収し筋回復や水分保持力に優れるカゼインプロテインが良いです。
そこに注目し(ランニング系は太ることを気にする人たちだからソイ(大豆)プロテインと安直に考えずに)数少ないエンデュランススポーツに最適なプロテインを国産で作るブランド『サムズ:アスリート持久パワープロテイン』(1kg¥5,000+tax)は、ホエイプロテインとカゼインプロテインがバランスよく配合されているので、レース直後と就寝前に摂取してもらえれば筋肉の補強、修復、疲労回復、水分保持に効果があります。(ちなみに赤ちゃんを育てる母乳はホエイ60%カゼイン40%の割合)
また疲労回復や筋肉の修復に特化したカゼインプロテイン100%『リカバーカゼイン』(1kg¥4,500+tax)もあります。
プロテインを摂ったとしてもマッチョ向けプロテインよりは、エンデュランススポーツに適した効果が期待できる方が間違いなくいいです。
その他のアイテムはまた後日、紹介します。
RUNARX RUNNING CO.