【最後に「ありがとう」と】
RNXをご利用いただくエリートトレイルランナーさんが9月中旬に迫った信越五岳トレイルランレースのためのシューズのご相談。そのタフな使い方をするぶんシューズ消耗も早く、見る限りは本来アルトラロンピが保持していた快適性は目減りしているのは明らかで、ご本人も「後半になると足が痛い」とおっしゃっていました。
トレイルラン、特に100kmオーバーでのトレイルランシューズは「走るための道具」は当然のこと、「パートナー、家族」みたいなもので、「長く付き合うとちょっとしたことが気になり、嫌いになる」という意味で似ています。そのため、お見合いですぐ結婚するのではなく、相性を確かめるそれなりの「同棲」期間が大切だと思っています。
しかし信越五岳まで新しいシューズを買っても、相性を確かめる同棲期間がありません。「仲人といえば親も同然」、ロンピを仲人したRNXとしては何とかしてあげたい。とりあえずヘタッたミッドソールを補うクッションシートを追加して、後半足に来る痛みを軽減とシューズとの密着度を上げるようにしてみました。