RUNARX RUNNING COMPANY / ルナークス・ランニング・カンパニー - 埼玉県川口市のランニング・スペシャリティショップ

INFORMATION

新&再入荷情報 

【NEW STOCK】
MIZUNO:WAVE AERO19(¥13500+tax)が入荷しました。
<実測26.0cm>194g/H:27mm - F:18mm = D:9mm

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デザインと仕様をアップデートし、さらに軽量化したウェーブエアロ19。前作も秀悦でしたが、この19では「履き心地の良さ」「走り心地の良さ」「快適性」が増した感があります。

★「履き心地」は、縦に伸びず横に伸びるアッパー素材と一体型シュータンに変更したことで、足ブレを抑えつつ、硬さや圧迫感がない適度に良いホールド感になりました。

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★「走り心地」は、スーパーボールのように着地した力を上に跳ね返すエナジーリターン効果の高い独自フォーム「MIZUNO ENERGY」をヒール部に採用。また上位モデルと同じ「ウェーブプレート」が搭載され、安定性と高い板バネ効果が得られています。

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★「快適性」は、インソールを素材と厚み、中底素材をクッション性のあるものに変更。これで着地の硬さが緩和されています。

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日本人はどちらかと言うと(良くも悪くもですが)誠実で繊細で細かい性格かと思います。それは料理しかり建築しかり、です。
まさにミズノのランニングシューズは、開発者の誠実さと作り込みが欧米ブランドでは少ない日本らしい細かい仕様やこだわりが随所に見ることができます。

今まで欧米ブランドを愛用していていた方は、ぜひWAVE AERO19を履いてほしいです。上記の実測データからは読み取れない快適度があり、それは料理でいう「うま味」という感覚です。

https://shop.runarx.jp/?pid=157523916

月別イベント 

202102

シューズ考 

今回はNIKE:AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%(¥30,000+tax 以下アルファフライ)を見ていきます。ちなみに今回はこのシューズの細かい履き心地云々については、その前段階で語ることが多いので省略します。
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こちらは当店での取り扱いはありませんが、ランナーの誰もが気になるシューズなので「どうなの?」とお問い合わせも多くいただくこともあり、また個人的にも試してみたいので、RNX RUN CO.的な視点で分析していこうと思います。

まずは、実測データをご覧ください(9.0インチ)。
重さ:214g
ソール厚:ヒール38mm/フォアフット38mm
ドロップ:0mm
インソール:接着
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アルファフライ、なんとゼロドロップ!
ウソでしょ?!数度計測し直しましたが、結果は変わりませんでした。
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ALTRAのような考えによるゼロドロップはわかりますが、前進させるための道具でもあるランニングシューズではあまり聞いたことがありません。しかも、ミッドソールZOOM Xはとても柔らかく、逆にフォアフットのエアポッド+アウターソールの硬さからの違いによって、普通に履いて立つだけでヒール側のソールが沈み込んでしまい、つまり人が履くとつま先が前に上がる後傾の状態になってしまいます。

この状態だと、万が一ヒールで着地したらつま先の高い位置になるため、ヨイショと乗り上がる力が必要で、それはタイミングが取りづらいだけではなく、フクラハギを相当負担がかかってしまいます。また登坂走も前傾が取りづらいので、走りづらいかと想像できます。(ナイキが開発したこのZOOM Xを「柔らかく高反発」という節を見聞きしますが、履いてみた限り一般的な高反発とは違いすぎ、これを高反発というには正直無理があると思います。)
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このゼロドロップについて、ランニング指導や企画をし、アルファフライを愛用しシューズ知識に長けているウルトラプロジェクト代表の新澤さんに伺ったら、「公式には8mmドロップ」とあるとのこと。でも、どう転んでもこれを8mmドロップとは言えません。ん??確かによくよく見るとアルファフライの前足部のエアポッド付近はフラットで幅が広い・・。
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前足部で着地する前提で作られているため、下の写真のようにフラットを路面に合わせた状態がアルファフライの基本ポジションなのか?と考えました。それはまるで陸上競技のスパイクのような考えです。
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こうして実際に前足部を地面に合わせて計測するとヒール側は46mmの高さになり、この状態で一般的な8mmドロップということに。。だとするとZOOM Xのヒール側は走行中は8mm浮かせて走ることが基本ポジション?ということになります。これでは、一般的なランニングシューズのように静的に床にシューズを置いた状態のスタックハイトという考えはなく、ランニングの片脚立脚時という動的な状態でのスタックハイトということになります。確かに、箱根駅伝の選手たちの背後からの映像を見ると、足裏がしっかり見えていてほとんど踵接地してないように見え、開発者の狙いその通りなんでしょう。

そんな競技志向のアルファフライも「ランニングシューズ」というカテゴリーに入りますが、この特徴からして他のシューズと同列には扱いづらいです。それは「自動車」のカテゴリーのF1カーと一般車くらいの違い・・。ここ言う「F1カー」は速い、カッコイイという意味の他、普通の人は乗れない、一般的でないという意味が含んでいます。

実際アルファフライを昨年3月の先行発売の時は、購入できるランナーのタイムを規定し男子は2時間50分以内、女子は3時間40分以内で完走したデータを持ついわゆる"シリアスランナー"が対象にしていました。それを聞いた時「ずるい」と苛立った方もいるかもしれませんが、しかし現物を見る限りシリアスランナー限定にしたことはナイキ側の親切だったという見かたもできます。
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スーパーカーに週末に乗る感覚でカーボンスーパーシューズを履いてランニングを楽しむということもありですが、これを履いたら速く走れると思って購入したのに逆になる可能性もあるかもしれません。
「羽生選手や紀平選手と同じスケート靴を履けば、フィギュアスケートが上手くなるのか?」
「高梨選手と同じスキー板を履けば、スキージャンプができるようになるのか?」
「F1カーを買えば、ドライビングスキルが上がるのか?」
「キプチョゲ選手、大迫選手、箱根駅伝の選手が履き好タイムを出したランニングシューズ」というところだけ切り取らずに見ることが大切かもしれません。

エリートにほど遠い私が履いたところ、想定した通りジョグペースでは走りづらく、速いスピードだとブオンブオンと前に前に進ませてくれる不思議なシューズでした。しかし、このスピードは何キロまで持つのか・・と思うと、これを履きこなせる選手の素晴らしさに驚かされます。

私の感覚で恐縮ですが、最近ルナークスランニングクラブの練習で草地を走るクロカン走をしているのですが、そんな草の上を走っているタイミングの取り方に似ているなと思いました。それはアフリカ選手勢が舗装路でも走りやいようにトレーニングで慣れ親しんだ土や草の道をシューズの中に表したような。。。

ちなみにアルファフライは一般的なランニングシューズとは違うと言いましたが、アルファフライにはそんな戯言をも払拭するパワーと魅力を持っています。そしてF1シューズを開発し結果を出しランナーのモチベーションをアップさせ、また世の中がランニングシューズやマラソン、駅伝に注目させたことは、ナイキのリスクを取る姿勢があったからなので、とても素晴らしい功績です。リスクを冒さなずナイキの後追いをする某社に聞かせてあげたいくらいです。
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今年か来年、またリスク上等のシューズを出して、私たちの気持ちを高揚させ履いて走って見たくなるシューズを発表してくれることを心より期待しています。

<ここから余談ね>
ナイキ:アルファフライはフォアフットにエアポッドを搭載していますが、ナイキより前にNEWTONはフォアフット部にスプリング効果のある「アクチュエーターラグ」搭載のランニングシューズを作り続けています。実はNEWTONの創設者は元々ナイキにいて、その当時エアマックスが世界的なブームでヒールの下にエアを見せる「ビジブルエア」全盛のだったので「ヒールではなくフォアフットにエアをいれるべき」という提案も通るわけがなく、結果自身でニュートンを起こしたという話しがあります。それが今、フォアフットにビジブルエアが搭載したシューズが登場したことに、ニュートン創設者は感慨深い思いで見ているだろうなと想像してしまいました。
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シューズ考 

今回は、HOKA ONE ONE(以下HOKA):CARBON X2(以下X2)¥25,000+taxについてです。
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以下は実測データ(計測サイズ8.0インチ)。

ソール厚:ヒール34mm/フォアフット25mm
ドロップ:9mm
インソール厚:2mm
他:中底あり
重さ:228g

これは、CARBON X(以下X1)とほぼ同じ数値です。
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そのX1のキックオフは、HOKAアスリートを集結させて100kmマラソンの世界記録を目指す「Project CARBON X」と共に全世界に発表され、そこでJim Walmsleyが50マイルの世界新記録を出すなど、インパクトを与えました。
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画像:RUNNERS PULSより
しかしインパクトがあったのは走行感で、HOKA史上最も前に転がりやすくさせたロッカーソールとカーボンプレートの組み合わせによって前傾や脚の回転がさせやすく、エリートだけではなく幅広いランナーが自転車のペダリングのようなランニング「ランニング ≒ ライディング」という感覚だったと思います。
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そして2021年1月にアップデートされたX2が発表されました。その鮮やかなフィエスタのカラーにホワイトのソールが映え、シンプルかつシャープなデザインは見た目からもスピーディなイメージが感じられます。
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ではX2はアップデートされた点を見ていきます。
●アッパー
1枚のメッシュアッパーで伸縮性はなく足との一体感があるという点はX1を踏襲しています。違うのは、X2のアッパーにはTPU(ウレタン樹脂)糸を折り込んだ素材にしたことでX1より締め付け感がないところです。
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●ヒール
硬質のヒールカウンターが入り着地時(片脚立位の状態)の安定性が増しました。またアキレス腱の擦れを無くしプルタブとしても使えるエルフ・イヤー(つけ耳)形状に変更されました。
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●ソール
新しく開発したソフトなフォームを採用しています。そして、X1はミッドソールとアウターソールの割合が65%:35%に対し、X2は80%:20%と新ミッドソールのボリュームを増量させました。このことからクッション性、ソフトな着地感を重要視していることが伺えます。
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アウターソールの底面積を広くすることで着地の安定を確保しているのは、X1と同じです。片脚立位でも不安定さが抑えることでチカラを伝えやすく、結果スピードがキープでき、マイルドな着地感も手伝って路面の凸凹があっても何もなかったように走りに集中できます。
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それから、CLIFTON EDGEにようなロングテール形状を採用し、疲労し踵側で着地しても前に押し出してくれるサポートが得られています。
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●カーボンプレート
X1同様にスプーン型ではなくウィッシュボーン型のカーボンプレートをインストールしています。ウィッシュボーンにすることで、走行時の足関節の動き(回外回内)をカーボンプレートの硬さが邪魔しないように考案されました。
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また、詳細は不明ですがX2のカーボンプレートはX1より明らかにしなりやすく、ROCKET Xに近い1mm相当の薄いカーボンプレートに変更したのではないかと思います。これによって欧米人より体型が小さい日本人でもカーボンプレートを曲げやすくなり、加えてカーボンプレートが路面に近い位置に変更されたことで、スプリング効果が得られるようになりました。
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●他
・シュータンに切り込みとリフレクターを採用。X1にはなかったリフレクターを付けたということは、24時間走や夜間トレーニングでの使用を考えたのでしょう。
・重さは200gを切るような軽さではありません。軽さだけ求めればまだできる余地がありますが、そうしなかったのは快適性を削って軽くしても速くならない結論に至ったのでしょう。

X2は「カーボンスーパーシューズ」というカテゴリーのランニングシューズですが、若干他社とX2は「速く走る」ためのアプローチが違う印象があります。実際に使用したところ、10kmロードレースでマックスに近い追い込みで走った時はタイミングが取りづらかったのですが、出力70%程度のテンポ走やそれ以下の30kmジョグでは、後半になっても脚に負担なく快適に走る事ができました。
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X2は、スウィートスポットで着地しチカラを加えるとパンと反発するカーボンスーパーシューズとはテイストが少し異なりマイルドな着地感が特徴ということから、他社のような高反発させて推進させるよりも体にストレスなくスムーズに走らせる方が負担が少なくペースを落とさず結果的に速いタイムが出ると導いたのでしょう。そんなマイルドな着地感から、X2は長距離を一定ペースで走るフルマラソンやウルトラマラソンのような走り方に使いやすいかと考えます。(それはキロ〇分向けやサブ〇向けという速度で考えるのではなく、履き手の出力パーセンテージもしくは心拍数ゾーンで考えるべき)

さらに個人的な感想を付け加えるなら「ベビーパウダーを敷き詰めた路面を走っている」というイメージがしました。着地した瞬間「バフッ」とベビーパウダーを踏みつける程度のマイルドな着地の後、路面の硬さが現れ、前にグンと押されるイメージ。それは「ソフトフォーム+ロッキングモーション+カーボンスプリング」のコンビネーションによるところか、と想像しています。特に平坦でそれは体感しやすく下りでは着地のたびに突き上げる衝撃もなくスムーズで、いたって快適でした。

逆に気になる点と注意点もお伝えしましょう。
*HOKAのシューズは全体的に多いのですが、シューレースが長いです。さらに欲を言えばカーボンプレートを活かすためにもシューレースはX1同様の非伸縮の方がありがたい
*X2に限った話しではありませんが、カーボンプレートが入ったシューズは入っていないシューズに比べて屈曲しづらいため、シューレースが緩むことがあります。しっかり踵をトントンと合わせて、緩まないように二重結びをするなどしっかり結びましょう。
アウターソールが柔らかいため減りやすいです。これはマイルドな着地感を優先したためでしょう。
*TPU糸の含んだアッパーによってX1よりは履きやすいはずですが、特にワイド設計ではありませんので足幅が広い方は圧迫感を感じるかもしれません。
*X1よりもX2はロッカーソール感が少ないですが、それでもロッカーポイントと母指球のあるボールポイントを嚙合わせることはシューズ性能を活かすためにも大切ですので、実際に前後サイズをフィッティングすることをお勧めします。

各社「厚底+カーボンプレート」というランニングシューズのニュータイプを世に送りだす戦いの中で、HOKAはX2という一手を打ちました。また、HOKAはX2の援護射撃として、再びJim Walmsleyや日本人選手などHOKAアスリートがX2で100kmの世界記録を目指す「Project CARBON X2」が開催される模様です(コロナの関係で延期や中止も)

尚、X2のインソールにはこのような言葉が添えられています。
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GO THE DISTANCE. GO THERE FAST.
CARBON X2というニュータイプは、あなたを覚醒させる一足になるかもしれません。

店舗情報 


【イベント自粛のお知らせ】
近日中に発出されます緊急事態宣言によってコロナ感染対策のステージが上がったため、1月のイベントは自粛します。

特に、グループジョグに来てくれる小学生たちや親御さん、壮太選手のランニングラボやスガヤ塾&スガヤ練に楽しみにご参加いただく皆様には心苦しいのですが、感染対策のステージが上がった現況がありますので、何卒ご理解いただきたく存じます。

再開までしばらくお待ちください。

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